carrozzeria ディスプレイオーディオで道を操る

カロッツェリア FH-9300DVS
フリード納車時に取付けたカロッツェリアのFH-9300DVS
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3年使って納得!ディスプレイオーディオ FH-9300DVS

最近よく耳にするカーアクセサリーといえば“ディスプレイオーディオ”。見た目はナビと変わらないけど、ジャンルとしてはカーオーディオの一種です。ナビ機能がない代わりに、スマホのナビ機能をオーディオの液晶に表示させ、操作することができます。ナビの買替えを考えてる方にとって、使い勝手はいいの?悪いの?気になるところですよね。

フリード購入時に、ナビより価格が安い点と、iPhoneユーザーには絶対うれしい“Apple CarPlay”対応との理由で、カロッツェリアのAVメインユニット・FH-9300DVSを取付け、3年ほど経ちました。ナビと比較してのメリット・デメリットがありますが、お手持ちのスマホを最大限活用したいなら間違いなく買いです!!コイツをGetすることで、まったく新しいドライブ体験が楽しめるようになりますよ(^^)

ディスプレイオーディオのおすすめポイント

  • カーナビを買替え・新設予定の方
  • カーナビを付けたいけど予算が厳しい
  • テレビは特に見れなくても良い
  • Apple CarPlayやAndroid Autoをフル活用したい!

では、取付けて良かった感想とともに、ディスプレイオーディオとは何かをご紹介していきます。

従来の液晶オーディオに、待望のApple CarPlayを搭載

カロッツェリア FH-9300DVS紹介画像
カロッツェリアのメーカーHPより

液晶パネル付きのカーオーディオはそれまでもありましたが、カロッツェリアの当モデルが画期的だったのは、iPhoneの地図アプリや音楽アプリが、その画面上でスマホ感覚で操作できる“Apple CarPlay”にいち早く対応したところです。現在では後継機としてFH-8500DVS、ハイエンドモデルとしてDMH-SZ700がラインナップされています。

令和3年5月現在、カロッツェリアの他、ケンウッドを始めCarPlay対応メーカーも増えました。ちなみにディスプレイオーディオという呼び名は、厳密にいうと、トヨタをはじめとする自動車メーカー側が、従来のインパネに格納するオーディオ(2DIN、1DIN等)に替えて、ディスプレイをダッシュボード上に飛び出させた形態を採用し、さらに純正ナビ機能をオプションで選べるようにしたオーディオをそのように定義したところから広まりました。

ディスプレイオーディオなら、ナビはいつでも最新版!

私はiPhoneユーザーのため、主にApple CarPlayの使用感での解説となります。一番のメリットは、カーナビ機能がいつでも最新の状態で使える点です。純正マップをはじめ、Googleマップ、Yahooカーナビ、有料版ではナビタイムなど、お好みのナビが使えます。新しいお店や施設の情報もスマホナビなら更新が早く、地図の更新費用もかかりません。従来のカーナビと比較して、年月が経っても最新の道案内を無料で利用できるところがうれしいですね。もちろん、ディスプレイオーディオに頼らず、スマホをホルダーに取り付けての使用もできますが、スマホのナビをカーナビ同様の大きな画面で使える快適性は、ディスプレイオーディオを選んで良かったと思わせる大きなポイントです。

購入当時はまだ純正マップのみの対応でした
今ではGoogleマップの対応をはじめ、機能も大幅に進化

SiriやGoogleの音声コントロールが使用できる

FH-9300DVSには、ハンズフリー通話用マイクが付属しています。そのため、ナビの目的地検索をはじめ、LINEやSMSの読み上げと声による返信、音楽アプリの操作指示などを音声でコントロールすることができます。感度ですが、Siriはまあそこそこ(iPhoneよりやや落ちる?)、Googleはわりと優秀な感じです。知らない町でガソリンスタンドを探したい時など、ハンズフリーで探せるのでたまに利用しています。

Googleでの音声検索の様子
ハンズフリー通話用マイクが付属

CarPlayでのナビ動画を、YouTubeにて数本アップしております。少し古いものとなりますので、今ではさらに良くなっていると思ってご覧いただければと思います。

スマホからの目的地入力ができる

ナビの目的地入力は、ディスプレイから操作できるのはもちろん、スマホから入力することも可能です。細かな文字の入力は、使い慣れたスマホからだとより快適。出かける前にスマホで目的地をピン留めしておけば、ナビを素早く設定でき、スムーズに出発することができます。私はiPhone以外にiPadも使っているので、旅の計画時は大画面のiPadでいろいろ調べながら行き先を保存しています。この華麗な連携技、もはや手放すことができませんね(^^)

ディスプレイからもスマホからも操作可能
ナイトモードはこんな感じ

Appleのミュージックアプリも画面タッチで快適に

iPhoneユーザーには、カメラやマップ、SNS目的はもとより、そもそも音楽ファンがためにiPhoneを選んだ方も少なくないことでしょう。当然ながら、CarPlayを利用すればiPhoneのミュージックアプリも快適に操作することができます。アーティストや曲の選択、プレイリストの選択なども、ディスプレイオーディオから、iPhone同様の操作が可能です。さらに前述の通り、Siriによる音声コントロールもできます。

ちなみにFH-9300DVSにはリモコンも付属しているので、曲のスキップなどはリモコンからも行えます。

カロッツェリアならではのサウンドクオリティ

パイオニア〜カロッツェリアといえば、そもそも音響メーカーの老舗です。FH-9300DVSは、カーオーディオとしての性能の高さも見逃せないところです。

イコライザーをはじめ、リスニングポジションに合わせた聞こえ方の調整、各種アンプやスピーカーとの接続による発展性などさまざまな調整機能を搭載しています。詳しくはこちらを見てもらえればと思いますが、調整一つで音の位置がフロントウインドウの方へ行ったり、自分のカラダを包み込むような感じになったり、これはもう活字では説明できません(^^)。カロッツェリアのオーディオを積んだ知り合いのクルマなどで体験させてもらうしか、確かめる手立てはなさそうですね。

ハンズフリー通話やバックカメラ接続など拡張性も魅力

CarPlayによるスマホとの連携、カーオーディオとしての質の高いサウンドの他にも、ディスプレイオーデイが“買い”なメリットはまだまだあります!

  • ハンズフリー通話機能
  • バックカメラ接続
  • CD・DVD・USBデバイス等の音楽映像再生

これら以外にも、地デジチューナーやドラレコ等のと連携が可能です。特に、現フリードにてバックカメラデビューとなりましたが、ほんとにこれは付けておいて良かったとしみじみ感じております。駐車アシスト線も表示することができ、車庫入れが苦手な私にとっての強い味方となっております(^^)

各種オプション製品(メーカーHPより)

FH-9300DVSの残念な点

YouTubeを再生するにはひと工夫必要
映像はダウンコンバートされて映し出される

ディスプレイオーディオ(FH-9300DVS)のデメリットについても触れておきます。

一つは、YouTubeなどの再生がめんどうでイマイチな点です。CarPlayで使えるアプリは基本的に、運転の妨げにならないものとなります。従って、YouTubeなどの動画再生は出来ないのですが、CarPlayを使わず、AUX入力を利用してミラーリングすることは可能です。ただし、そのためにはCarPlay用とは別にケーブルを用意する必要があり、デジタルとアナログの変換を行うコンバーターも必要で、それらのケーブル類だけでそこそこの費用がかかります。なおかつ、スマホのデジタル信号をアナログに変えて再生するため、画質がイマイチなんですね。

前述した最新モデル・DMH-SZ700はデジタル(HDMI)入力に対応し、そちらはYouTubeも快適に再生できるようです。

カロッツェリア DMH-SZ700はYouTube再生も可能
これから買うなら上位機種を狙うべし

あともう一つ、テレビが見れない点。でもこちらについては別途チューナーを拡張することができるので、必要ならば追加することも可能です。ただしオプションをどんどん増やすと、ワンセグナビと変わらない価格になってしまうので、カーオーディオをどのように楽しむかにつきますね。

スマホナビの価値を後から実感!それがディスプレイオーディオの世界

というわけで、いかがでしたでしょうか。愛用している身から最後に一言。ディスプレイオーディとは、特にスマホナビの価値をじわじわ実感でき、まだ珍しいので優越感に浸れるオーディオ!お値段もナビほど高くないので、まだ古いCDデッキなどを利用中の方、そろそろ新調してみてはいかがでしょうか。ではまた。

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