カギを差さずに、ボタンプッシュなどの操作でエンジンを始動できるスマートキーは、新車はもちろん、中古車市場でも、もう当たり前の装備となってきました。エンジンスターターは、自宅や会社にいながらエンジン始動してクルマの暖気ができる寒冷地ではありがたい存在。今回は、それらリモコンキーのメンテナンスの注意点がテーマです。
スマートキーの電池切れの前兆
スマートキー本体には、電池切れの際など、万が一のための物理キーも格納されていますが、突然リモコンが効かなくなり、ドアも開かずにエンジンもかからない…そんな事態はやっぱり避けたいもの。私のフリードにも電池切れのお告げが来たことがあります。
出勤のため家を出ると、あれ、なんかリモコンが効かない!!それではじめて物理キーでドアを開けたのですが、エンジンを始動させたらピーピーうるさい警告音とともに見たことがないマークが…
これが噂のバッテリー切れマークかぁと感心しつつも、早めの交換が第一と思い、出勤途中で近所のエネオスに立ち寄りました。
スマートキーの電池交換、ガソリンスタンドではできない!?
ワイパー交換やブレーキランプの球切れなど、クルマのちょっとしたメンテはガソリンスタンドが超便利。なんせカー用品店などは朝10時オープンのところとかも多い中、スタンドなら朝からやってるので期待に胸膨らませピットイン。
ところが、こちらのエネオスではスマートキーの電池は置いてないとのことで、いったん出社することになりました。
工賃0円交換にチャレンジ…だが失敗
スタンドで電池交換ができれば、急いでいることもあり工賃込みでお願いしようかと思っていましたが、結局、会社を中抜けしてカー用品店のイエローハットで電池だけ購入。ボタン電池の交換だし、工賃もちょっともったいない気がしましたので、自分で交換することにしました。というわけでさっそく、フリードのマニュアルを取り出し、スマートキーの分解の仕方を見てみると…
そんなわけで、結論。スマートキーの電池交換はだれでも簡単にできます!ただし、あれをミスらなければです。続きは動画でご覧ください。
【ユピテル製エンジンスターター】故障かな?と思ったら
私のフリードには、納車時にユピテル製のエンスタ・型番ESL-172Rを取り付けてもらいました。おそらく、価格もお安めのベーシックなエンスタかと思われますので、使われている方も多いかと思います。そして、急に電源が反応しなくなるという不具合の声を、ネット上でもよく見かけます。ユピテルはもう二度と買わんなどと憤慨されている方もおりましたね。私にも、けっこう早めのサイクルで電池交換したにもかかわらず、すぐ無反応になってしまうという事態が発生し、いろいろ調査しました。
接触不良がエンスタ不調の原因だった
結論としては、ボタン電池と接する金具部分を調整することで、それ以降不具合なく使えています。じつは、この金具の調整による電気系統の改善はクルマあるあるのような気がします。というのは、過去にフリードのラゲージルームのランプ交換を行ったのですが、その際も交換直後は問題なかったものの、しばらくしてすぐ球切れになったため調べたところ、接触金具が寝すぎた点が原因でした。
ということでエンスタ&ラゲージランプ交換ともに、動画をご覧いただくとよく分かるかと思います。
私が勝手におすすめした車系YouTuber記事が人気急上昇中!!
誠に僭越ながら、前回、私がよく見ているYou Tubeチャンネルを紹介したところ、大変ご好評を得ています。よろしければこちらからご覧になってください。ではまた。
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