ちょうどいいミニバン、フリードの意外と好きな場所、それはラゲッジルームです。フリードはコンパクトでありながらも、れっきとしたミニバン。ラゲッジドアを開け放ってのぞき込む、運転席が遠く感じられるほどの広大な見晴らしは、“フリードってこう見るとデカいよな(^^)”と、このクルマの未知なるポテンシャルを垣間見せ、胸がドキドキさせられます。
これはまったくの私見ですが、ステップワゴン・ノア・ヴォクシークラスのラゲッジルームを同じように眺めても、フリードのような感慨はそれほど強く感じられないのではないかと想像します。なぜなら、いかに“わくわくゲート”を備えたステップワゴンであっても、“デカくて当たり前”といった潜在意識が働き、ともすれば逆にちょっと狭いんじゃないかと思ってしまうのが人間の性。高級ミニバンのアルファードですら、窮屈だと不満をこぼす方もいるとかいないとか。
ちなみにこれがステップワゴンのわくわくゲート。ラゲッジドアが縦・横どっちにも開きます。
さて、今回はフリードのラゲッジマットのお話。せっかくミニバンを手に入れたんだから、ラゲッジルームにも精一杯の愛情を注ぎたいものです。
ラゲッジマット失敗談。焦りは禁物!
かつての私、三菱コルトに乗っていた時の私は、ずいぶん雑にラゲッジルームを扱っていたものでした。ラゲッジマットの代わりに敷いてあったのは、折りたたんだ段ボール1枚という有り様。そこで、フリードを迎えるにあたり、ミニバンの肝であるラゲッジルームは汚したくないものと考え方を新たにしたのです^ ^。
カー用品店でラゲッジマットを物色することとなりますか、そこで最初に買ったのが、写真のようなラゲッジマットでした。
軽自動車、普通車、ミニバンみたいな感じでサイズが揃っていまして、“なんとなくこれなら入りそう”そんな軽いノリで購入しましたが、見事に収まりきらず^^;。フリードのラゲッジは、手前部分がわりとR型にカーブしてたり、タイヤハウス部分が食い込んでたりで、マットを買う際は注意が必要です。購入したタイプのラゲッジマットは立体成型されているため、余計な部分を少し切って使おうとも考えましたが、いびつになってフィットしませんでした。私はそれ以来、採寸が必要なカー用品を購入する際は、100均で入手した巻尺を携行し、その場で測ってから買うようにしています^ ^。
フリーカットラゲッジマット〜自作最強説
カー用品店を覗くと時々“車種専用◯◯”に出くわします。プリウスやノア、C-HR、アルヴェルなどトヨタ系のグッズを筆頭に、N-BOXなんかも混ざってたり。カーマット系も車種専用モノが売られてたりしますが、フリード・・・特に旧型となると、店頭ではなかなか見かけず、ネット通販で探すこととなるでしょう。
お値段ですが、5,000円〜10,000円弱かかると思ってください。車種専用なので、3列目の椅子の脚部分の切り込みなども入っており便利ではありますが、ラゲッジマットにそこまでお金は出せんなぁ・・と思うなら、私も実践したフリーカットマットでDIYが断然お得^ ^。これなら1,000円代で手に入りますよ。
3列目の足元部分までカバー
初回の既製品マットの失敗もあったので、当初はラゲッジ部分用で1枚だけお試しで購入し、無造作に敷いていました。これなら使えるということが判明しましたので、後日追加でもう1枚購入。ラゲッジの手前から3列目の足元部分までカバーできるよう、断裁や切り込みを入れて、綺麗に敷けるように加工しました。ちなみに、最初に買ったシートと柄違いですが、気にしないでください^ ^。
ロールになっているのが追加購入のマット
ハサミで簡単に切れます
カッターだけでなく、ハサミでもけっこうサクサクと切れます。ラゲッジ部分と、3列目下とでエリア分けをし、まずはラゲッジ部分から作っていきましょう。目印を取りながらカットし、敷いた際に3列目と干渉しないかもきちんとチェック。
採寸をしっかり
3列目下用は、椅子の脚部分のカットをうまくやれば、あとは簡単です。マットを切る際、柄模様が方向の目印となります。
3列目椅子の金具部分をしっかり確認
完成です!!
購入時には1列目・2列目に純正のフロアマットが敷いてありましたが、なんでラゲッジ部分にはなかったんでしょうね。フロアマットの純正品ってけっこう高いので、端折られてしまったのでしょうか?
というわけで、今回はフリードのラゲッジマットの対処法をご紹介しました。ポイントをまとめますと
- 既製品はサイズに注意、どうしても出来合いが良いなら車種専用マットで
- フリーカットマットなら安くて加工も簡単
- カー用品店には、商品サイズが測れるよう、巻尺を携行しましょう
こんなところでしょうか
今回のおすすめ動画コーナー
さて、当ブログの母艦であるYouTube版“元気です、フリード”より、動画を1本ご紹介。
私のフリードには、購入時、ナビの代わりに2DINオーディオ(今風に言えばディスプレイオーディオ)を取付け、Apple CarPlayが使用できるようにしました。
iOSのバージョンアップで操作性も随時進歩しており、こちらはGoogleマップが対応した間もなく撮りました実験動画(もしかしてバグ?)となります。ではまた。
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