昭和の末期、1981年から北海道富良野を舞台にロングラン放映されたテレビドラマ「北の国から」。令和3年5月末、フリードでそのロケ地を訪ねてきた模様をYouTubeでアップしましたが、あえてモノトーンな映像にしたため、このブログ版では生の写真を使ってお伝えしたいと思います。
北海道の自然の中に佇む撮影用の住居は、今のライフスタイルからはかけ離れたところもありますが、まだ半世紀に満たない時の経過のせいか、懐かしさもふんだんに感じます。今回は写真を中心としたフォトメモリーとして綴っていきます。
拾って来た家…令和のいまも温もりに包まれて
北の国からのロケ地は富良野市の観光名所として人気がありますが、その中心をなすのが「拾って来た家」「麓郷の森」「五郎の石の家」の3箇所となります。当日は「拾って来た家」からロケ地巡礼をスタートしました。
廃バスと住居が一体化した、風変わりな住居の中を見学。
外から見えたバスの窓の部分は、リビングルームとして造られていました。
ブラウン管テレビやビデオデッキ?は、まさにテレビ全盛時代を伝達。
カウンターキッチンでしょうか。おしゃれな暮らしを先取りした感すらありますね。
こちらの住居以外にも違うタイプの家が隣接しています。どの家も中に入って見学することができます。
麓郷の森・丸太小屋を見学
2番目に訪れたのは、麓郷の森と呼ばれるエリアです。駐車場から林の中を少し歩いて、受付に行くようです。どの程度歩くのか不安になりましたが、結局徒歩2〜3分でしたでしょうか。前日の雨のぬかるみに気をつけながら歩きます。
右手に見えるのが受付のようです。ここからさらに奥へと進みます。
あばらやのような建物が見えてきました。先程の拾って来た家と比べると、少し貧相な佇まいです。
中はこんな感じでした。
五郎の石の家で田中邦衛さんを偲ぶ
北の国からロケ地巡礼も、いよいよ最後の訪問地となりました。こちらはほかの2箇所とは違い、少し小高い丘を登ったさきが目的地となっていました。
訪問日時が飾られていました。毎日更新しているのですね、ご苦労さまです。
鬱蒼とした小径を歩く。
登ったさきに目指すべき場所が。
石の家に到着。北海道の初夏の澄み切った空気を受けて風車が回っていました。
主演の田中邦衛さんがこの年、2021年3月に永眠されたということで、遺影に花々がたむけられていました。私が訪ねた数日前にも、このドラマの脚本家・倉本聰さんもお見えになられたそうです。
ということで、こちらがYouTube動画篇となります。
おまけ…フラノマルシェに立ち寄り、帰路へ
せっかく富良野に来たので、軽く食事&買い物をと思い、フラノマルシェを訪問。以前富良野を訪ねたときは施設はまだなかったはずです。(ちはみに平成22年にできたとのことです)
フラノマルシェ1と2という2区画あるようで、思ったより充実した施設でした。南富良野の道の駅はよく立ち寄ってましたが、今度からはこちらも度々寄ってみたいと思います。
最後にハンバーガーを食べて休憩し、車に戻りました。ということでいかがでしたでしょうか。ロケ地巡礼はなかなか訪ねがいがありました。けっこう時間がかかりましたので、余裕を持って訪問されると良いかと思います。
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