北海道には温泉にグルメ、絶景の自然など、魅力のスポットが数え切れないほどあります。北海道に住んでいる自分ですら、いまだに訪ねたことがない場所も数知れず。さらにその広大さゆえ、観光地や宿泊地、どの道を走れば良いかなど、旅の計画立案も悩ましいところです。
今回は、2020年7月23日から2泊3日かけて、帯広から函館へフリードで出かけた際の旅の報告です。まずはその前編として、移動距離や所要時間の把握、通行料金や燃費、さらに実体験で分かったロングドライブの必需品などをご紹介をします。釧路や北見、網走などの道東・オホーツクエリアの方にも、多少のご参考になれば良いかと思います^ ^。
帯広函館ズバリ435km、道東道と道央道をひた走る
まずは帯広〜函館間の距離と時間の確認です。最速はやはり道東道を千歳まで走り、そのままジャンクション経由で道央道へ接続、高速道路をひた走るルートです。道央道は大沼公園が終点となり、そこで一度国道5号へ降りますが、函館の隣の七飯町から函館新道に再び接続し、あとは市街地までバイパスルートで向かうことができます。距離は435km、所要は5時間40分となっています。ちなみに高速道路を迂回するルートでは7時間50分と、なかなか厳しい所要となっております。
では、ドライブプランを検討してみましょう。なるべく休憩を減らしていち早く現地を目指すこともできますが、疲れを引きずったままの観光は辛いですよね。ということで、休憩を兼ねた途中観光をするとなると、1日かけての到着を目指すこととなります。実際に私が立ち寄った場所は、帯広出発→道東道占冠PA→道央道樽前SA→伊達市(昼食)→豊浦(道の駅)→八雲町PA→函館です。大沼公園から渋滞に巻き込まれたこともあり、帯広を朝8時出発の函館18時着となりました。
千歳から函館にかけては、ウトナイ湖や室蘭の白鳥大橋、今話題の白老町ウポポイ(民族共生象徴空間)、洞爺湖など見どころも多く、どこか1箇所でも立ち寄りたいとなれば、1日かけてのドライブになりそうです。ちなみに余談ですが、帯広から距離のあるほかの旅先と比較してみました。稚内だと349kmで函館よりは若干近いものの、高速道路が伸びていないので、所要はなんと6時間25分もかかります。知床(羅臼)で264km4時間14分、根室で243km3時間45分。札幌は高速があるのでそこそこ速く196km約3時間となっています。
観光都市函館は、1泊じゃ物足りない⁉︎
帯広と函館の所要を踏まえつつ、函館の主な観光スポットをリストアップしてみます。
- 五稜郭
- 函館山
- 函館朝市
- トラピスチヌ修道院※今年の4月まで休館
- 湯の川温泉
- 金森赤レンガ倉庫(ベイエリアのショッピング街)
さらに、異国情緒漂う洋館や教会、ハンバーガーで有名なラッキーピエロなど、見どころが多いことを考えると、1泊2日の行程ではちょっときつそうです。それで2泊して、函館の観光地をゆっくり巡ることとしました。
- 1日目は道央のSAや道の駅に立ち寄りつつ函館へ
- 2日目はゆったり函館市内観光
- 3日目は新幹線見学で北斗市に寄りつつ、休憩を挟みながらのんびり家路へ
そんな感じです。観光地の詳しいご紹介は、続編にて取り上げたいと思いますが、今回はYouTube動画だけご紹介しておきます。
定額ETCプラン「ドラ割」で、北海道の高速道路を乗り降り自由!
今回の旅のように、高速道路をフル活用する場合は、ぜひともETCを準備しておきたいところ。私のフリードもまだ取り付けていなかったので、旅の少し前にオートバックスへ買いに行きました。ETCをこれから新規で取り付ける場合に注意したい点は、ピット作業が込み合っていることがあるので、余裕を持って購入しておくこと。それと、ETC本体と車を紐づける“セットアップ”という作業が必要で、これはDIYでは難しく、ショップに頼むことになるかと思います。
さて、実際に利用したETC割引についての解説です。NEXCO東日本では定額ETCプラン「ドラ割」を販売しており、北海道内の高速道路全線が対象となる「北海道観光ふりーぱす」を利用しました。ただし、こちらのプランは冬期の現在、受付を終了しておりますが、替わりに「北海道冬トクふりーぱす」が、2020年11月20日から2021年4月5日迄の期間で販売されています!詳しくはこちらをご覧ください。
私が利用した北海道観光ふりーぱすですが、週末3日間乗り降り自由で、普通車なら8,000円でした。帯広〜函館間の通常高速料金を調べると、平日の場合は片道8,670円、休日または深夜割引で6,070円となっています。割引適用しても往復12,140円かかりますので、ふりーぱす利用が断然お得ですよね。さらに乗り降り自由なので、寄り道しながらのドライブには最適!!高速走行はけっこう疲れますので、一般道に降りて、のんびり走る時間を気軽に取ることができます。
春になり、ドライブシーズンが到来したら、また復活するかもしれませんので、こちらのリンクをブックマークしておきましょう。ただし、コロナの状況によっては中断や中止があるかもしれませんので、情報収集をしっかりしてください。
帯広〜函館、ガソリン代はどれくらい?
旅行にあたって、トリップメーターをセットして、燃費計測しながら走りました。私のフリードは2WDで、JC08のカタログ値は16.6kmとなっています。1日目の360kmほど走った地点(八雲のSA)では、なんとカタログ値超えの17.4kmをキープ!最終的に942km走り、燃費は15.9kmとなりました。ガソリン代をリッター128円で計算すると、59リッター消費で7500円ほどとなりました。
さきほどの高速料金と合わせると、かかった交通費は15,500円(現地の交通機関等を除く)で、3名で出かけたため1人5,000円程度となります。ミニバンフリードでもこれだけ走れますので、ハイブリッド車ならもっとお値頃になりそうですね。
北海道の長距離ドライブ、必需品を体感!ブログをぜひ参考に!
2泊3日の長旅を通して、自身が痛感、またはオススメしたい旅のアイテムをご紹介
1.肩こりの薬
2泊目の夜あたりから、長距離運転のせいで、肩がじんじん痛むようになりました。肩こりや腰痛持ちの方は、塗り薬や湿布などを携行し、こまめにケアするのが良いかと思います。私も年齢のせいか、旅行の後しばらく、肩こりに悩まされることになりました。
2.レンタルルーター
ここ1年ほど、宿泊を伴う遠出の際はいつも、ツタヤでWi-Fiルーターを借りて出かけています。帯広で短期レンタルできるところはここしか知りませんが、札幌とかだとレンタル屋さんもいろいろあるようですね。スマホのギガで済ますこともできますが、家族で共有したりする場合、テザリングでのバッテリー消費や、動画などによる思った以上のギガ消費を考えると、レンタルルーターのほうが利便性が良いかなと考えています。1週間レンタルで2,600円前後で借りたかと思います。
3.ドラレコ用SDカード
旅と一緒に、車載動画などを残したい方は、予備のSDカードが必須となります。ここで私はやらかしてしまったんですが、SDカードは事前にフォーマットしておくことを忘れずに!せっかく日数分準備したのに、フォーマットをし忘れたため、2日目の出発からお昼近くまで録画できず。みなさん注意しましょうね。
今回のまとめ
帯広から函館に車で旅行に出かける際、何泊必要?どのくらいの運転距離?どんな準備が必要?今回は事前準備を中心にご紹介しました。フリードでの函館旅行については、すでにYouTubeでまとめております。
ブログ続編では、私が立ち寄った観光地を、Googleマップなどを取り入れながらご紹介する予定です。できましたらまたお知らせします。乞うご期待!!
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ついに後編が完成しました!!
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