車椅子を使ったことがある方ならわかるかと思いますが、車椅子は折りたたんだ状態でも、けっこうスペースをとります。4人乗車でかつ、車椅子を積んで旅行に出かけるには、フィットやノート、アクア、デミオ、ヴィッツなどのコンパクトカークラスではちょっと厳しいですよね。そこで出番なのが、コンパクトなのにサイズミニバンのフリード!!しかし、スパイク(旧型)やプラス(現行)は2列シートなのでそのまま収納できますが、3列シート車の場合はどうなるでしょう。今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。
旧型フリード(GB3)の弱点「リクライニング角度」
フリードの3列目シートは、跳ね上げ式が採用されています。ちなみにコンパクトミニバンにおける永遠のライバル・トヨタシエンタは、2022年にモデルチェンジした現行型、そして1つ前のモデルも床下格納となっています。逆にミドルクラスミニバンの比較では、ステップワゴンは床下格納、ノアVOXYは跳ね上げ式とちょうど正反対となっており、ライバル同士の不穏な空気を感じてしまうのは私だけでしょうか??
さて、旧型フリード(GB3)における弱点の1つが、3列目を跳ね上げた際、2列目のリクライニング角度が制限されてしまうところです。写真のように背もたれが3列目に引っかかってしまい、やや角度が足りない感じになってしまいます。今回、3列目を跳ね上げずに車椅子を積む検証をしたのも、できれば後席でゆったりしながら出かけたい、そんな思いからでした。
結論:フリードだけに、サイコーに惜しい結果に
一見、積めてる感じに見えるんですが、本当に惜しいことに、ちょっとだけはみ出してバックドアが閉じません。車椅子のメーカー等で多少差があるかもしれませんが、リサイクルショップで1万円弱でゲットした、普通に大人が乗れる車椅子でこんな感じです。
3列目を跳ね上げれば、車椅子も大丈夫
ということで、片側だけ跳ね上げた状態の写真も載せておきます。荷室の半分は活かせるかと思います。どちらにしてもコンパクトカーではこのような芸当は難しいかと思います。大は小を兼ねるということで、いざというときに安心なフリード、おすすめですよ!!You Tubeのアップ動画も掲載しておきます!
おまけ…三角停止板の解説動画
ブロブの更新がすっかり滞ってしまい申し訳ありません。お詫びに、2022年5月にアップいたしました、高速道路での事故対処法…三角停止板の解説動画をご紹介して終わりにしたいと思います。
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