You Tubeで急激に視聴が伸びた動画、それが【マジで安全⁉︎】キズ消しカーワックスしっかり検証【鏡面磨き】。リンレイのコンパウンド入りカーワックスを試した動画でしたが、カー用品店やホームセンターでよく見かけるタイプの、まるい円柱状のカーワックスです。なんで皆さんが関心をもったのかと考えてみたんですが、こういうどこでもあるある的な商品ほど、試された人が少ないのかなあと思いました。
そこで今回は、コンパウンド入りカーワックスの解説です。もちろん、コンパウンド(磨き粉)が入っている以上、車に傷がつかないか、塗装を傷めないか!!そこに迫ってまいります。
面倒なふき取り不要!黒い鏡面
まずは商品のプロファイルからご紹介します。
●メーカー:リンレイ
●商品名:ふき取り不要 黒艶 ダーク&メタリック180g
(自動車用つや出しねりワックス)
●用途・塗装塗色:塗装の保護及びつや出し
黒、赤、青、緑等、濃色のパール、マイカ、メタリック及びソリッド塗装
●成分・含有量:合成ろう、カルナバロウ、シリコーン、石油系溶剤(約53%)、ミクロパウダー
こんな感じです。ボディ色ごとに3つのバージョンがありまして、白系では白艶 ホワイト&パールホワイト、銀系は銀艶 シルバーメタリックとなっています。私のフリードはおなじみのブラキッシュパールですので、黒艶をチョイスしております。
特徴として
- しっかりキズを消し、鏡面光沢仕上げ!
- 超微粒子セラミックパウダー配合でボディ表面の細かなキズを消し、平滑に仕上げる!
クルマを大切にされている人ほど、「しっかりキズを消し」というフレーズに、胸が高鳴ること間違いなしで、さらに「超微粒子セラミックパウダー」という、磨き粉の中でも安全性に配慮されたこの響きが、買い物かごへのひと押しとなることでしょう。その他に
- 最上級カルナバロウ配合でシャープな光沢、深いツヤ出し効果!
- 特殊ポリマーレジン配合により、水玉弾ける抜群の撥水力!
とのことですが、私は油脂系のワックスを使ったことがないので、仕上がりが楽しみなところです。最後に心に刺さったフレースが「面倒な拭き取り不要」でした。やはりクルマの手入れは一発でサクッと終わるのが良いですよね。
雪国ではスノーブラシ傷にひれ伏すしかない!?
施工前のチェックとして注目いただきたいのが、このウインドウ上部から屋根にかけての痛々しい傷。これは恐らくですが洗車キズではなく、冬場の雪下ろしでつけてしまったスノーブラシ傷かと思われます。いろいろと注意をしても、一冬越すとこんなありまさになりがちですね。ワックス前にまずは、家に余っていたホルツのコンパウンド剤でざっくりとキズをとっておきます。
軽く養生を済ませ、ワックスがけスタート
商品のフタを開けると専用タオルが収納されていました。ワックスの中身は、大きな缶詰でも開けるような感じで手で開けます 。すると、クリームチーズのような感触の、柔らかなワックスが充填されていました。さて、使用感は動画にてご確認いただくこととして、ワックスですから油っ気はそこそこあります。ふきとり不要ということですが、少量でも結構伸び、拭き残しを発生させてしまいそうな予感。とにかく動画でお確かめください。
コンパンド入りワックスは安全!だがしかし
そんなわけで、コンパウンド入りといっても、微粒子過ぎて、磨けているのかさっぱりわからない・・・それがキズ消しカーワックスの実態でした。もちろん、似たような商品がいろいろ売られていますので、ワックスをお試しになられたい方はもう少し情報を収集されてみてはいかがでしょうか。個人的な感想として、リンレイさんの商品は、このワックス以外にも内装樹脂の光沢剤なども使ったことがありますが、油多めな印象です。
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