新型フリードをYouTubeの題材にした結果|540日運営のリアル

〜被写体としての視点から新型フリードを振り返る〜

2024年7月。それまで乗っていた初代フリードから新型フリードに乗り換えたことが、YouTubeチャンネルにとって大きな転機になりました。それまで少しずつ積み上げてきた視聴者数が、このタイミングから明らかに伸び始め、念願だったチャンネル登録者1,000名、すなわち収益化へとつながりました。ただ、そこから約1年半が経った今、新型車としての話題性が落ち着き、チャンネルの伸びも緩やかになってきている・・・そんな実感があるのも正直なところです。
今回は、YouTubeの「運営論」に寄りすぎるのではなく、被写体としての新型フリードに改めて目を向けながら、このクルマと、そしてこのチャンネルと、今後どう向き合っていくのかを整理してみたいと思います。

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2024年7月、新型フリードに乗り換えて何が変わったか

新型フリードに乗り換えたことで、動画の作り方やテーマが大きく変わったわけではありません。もともと初代フリードに約7年間乗り、フリードとともにYouTubeへの本格的な投稿を始め、気がつけば「車系」と名乗るには少し憚られますが、フリードというクルマを追いかけてきました。
やっていたのは相変わらず運転・車載レビューが中心でしたが、それでも新型フリードに乗り換えたことで、

•新型車としての検索需要
•購入を検討している人の多さ
•フリードという車種そのものの注目度

これらが重なり、動画がこれまでよりも広い範囲に届くようになった感覚がありました。この頃は、「フリードという車には、まだまだ語れる余地がある」そんな手応えを感じていた時期でもあります。

2024年9月、収益化とチャンネル名変更という節目

視聴者数が伸び始めた流れの中で、2024年9月にチャンネルは収益化を達成しました。金額としては決して大きなものではありませんが、「続けてきたことが、ひとつの形になった」そう実感できた出来事でした。
このタイミングで、チャンネル名も変更しました。それまでは「元気です、フリード」という名称で続けてきましたが、収益化という節目を迎え、フリードというネームバリューに頼りきらず、チャンネルとして少しずつ独り立ちしていきたい、そんな思いからの決断でした。とはいえ、以前のチャンネル名にも強い思い入れがあったため、現在はチャンネルの愛称という形で残しています。

被写体としての新型フリードは、とにかく好奇心の塊だった

新型フリードに乗り始めてからの1年ほどは、正直に言って 撮影の題材に困ることがほとんどありませんでした。

•e:HEVの乗り心地や燃費
•ホンダセンシングの進化
•純正ナビや車内UIの使い勝手
•コンソールやアクセサリーなどの車種専用品

どれも「使ってみたい」「確かめたい」「伝えてみたい」ものばかりで、新型フリードそのものが、強い好奇心を刺激してくれる存在でした。被写体として見たとき、新型フリードは「派手さ」ではなく、日常の中で変化を見つけやすいクルマだったと思います。だからこそ、動画にしやすく、語り続けることができました。

新型効果が落ち着いた今、見えてきたフリードの本質

1年半が経ち、新型フリードを取り巻く環境は確実に変わりました。新型車としての話題性は落ち着き、購入検討層の動きも一巡した印象があります。これはYouTubeの数字だけの話ではなく、クルマそのものが「評価されるフェーズ」に入ったということなのだと思います。
新型フリードは「2024年カー・オブ・ザ・イヤーの受賞」「JIDAデザインミュージアムセレクションでのゴールド受賞」など、デザインや思想の面でも高い評価を受けています。これは一過性のブームではなく、「生活に根ざしたクルマとして、価値が定まった」という証でもあります。派手に語られる存在ではなくなった今だからこそ、オーナーが静かに誇れるクルマになった。そう感じています。
(下記写真はカー・オブ・ザ・イヤー受賞ステッカーを自作したもの)

最後に〜YouTubeとともに見えてきた新型フリードの価値

YouTubeを通じて新型フリードを撮り続け、使い続け、語り続けてきたこの1年半。もしYouTubeをやっていなかったら、ここまで丁寧に、そして長い時間、一台のクルマと向き合うことはなかったと思います。動画を撮るために改めて走らせ、編集しながら映像を見返し、コメントを通じて他のオーナーの声にも触れる。その積み重ねの中で、新型フリードというクルマの立ち位置が、少しずつ、でもはっきりと見えてきました。
「ちょうどいい」が長く続く
流行りとして消費される存在ではなく、選んだ人が、静かに納得し続けられるクルマ。人生にメッセージを与えてくれるクルマ。YouTubeを続けてきたからこそ、そのことを実感しています。
そしてこれからは、新型フリードと過ごす「その先」を、無理のない形で、少しずつ記録していく場所になっていくと思います。
もしこのクルマに興味を持ってくれたなら、そしてこの記録を「参考になった」「悪くないな」と感じてもらえたなら、それ以上に嬉しいことはありません。

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